MDMを使用する


モバイルデバイス管理(MDM)とは、サードパーティのアプリやウェブサイトを使ってOculus for Businessヘッドセットを管理することです。デバイスマネージャで、デバイス管理用のMDMをインストールして設定できます。


Oculus for Businessは、MobileIronとWorkspace ONE (旧称AirWatch)の両方をサポートします。

  • MobileIron Cloudのサポートされているバージョン:

    • MobileIron Go

  • MobileIron Onpremのサポートされているバージョン:

    • MobileIron Onprem 11.2.0.0 (n)

    • MobileIron Onprem 11.1.0.0 (n-1)

  • Workspace ONEのサポートされているバージョン:

    • 20.06.1.5

Oculus for BusinessでサポートされているMDM設定には、次のものがあります。

ウェブブラウザーから:

  • リモートワイプ(ヘッドセットを出荷時設定にリセット)

  • 登録解除(ヘッドセットでMDMのユーザーをログアウト)

  • リモートロック(ヘッドセットをロックし、ユーザーがデバイスの暗証番号を入力する必要がある)

  • アプリのインストールとアンインストール

  • 証明書ベースのネットワーク接続

ヘッドセットから:

  • アプリのインストールとアンインストール

  • 登録(MDMにログイン)

  • 証明書のインストール

  • デバイスの暗証番号の作成

デバイスマネージャージャでOculus for Businessデバイス管理用のMDMを設定できます。始める前に、次のことを確認してください。

  • ヘッドセットがプロビジョニング済みで、Oculus for Business v28にアップデートされていること。

  • サードパーティのMDMアプリがホストされていて、デバイスマネージャのApp Libraryに追加されていること。

  • MDMコンソールのログイン情報を知っていること。

Oculus for BusinessヘッドセットにMDMを設定するには、デバイスマネージャでデバイス所有者としてMDMアプリを設定し、MDMアプリのウェブインターフェイスコンソールでヘッドセットを登録する必要があります。ベストプラクティスとしては、MDMをインストールする前に、ヘッドセットにインストールされているアプリを削除することをおすすめします。

デバイスマネージャでMDMを設定するには:

  1. デバイスマネージャで、上部にある[アプリ]をクリックします。

  2. App Libraryで、インストールするサードパーティのMDMアプリの横にある をクリックし、[アップデート]をクリックします。

  3. [モバイルデバイス管理]のドロップダウンメニューからアプリに適したMDMを選択し、[アプリをアップデート]をクリックします。

  4. デバイスマネージャの上部にある[デバイス管理]をクリックします。

  5. MDMをインストールするヘッドセットをクリックします。ヘッドセットの概要が表示されます。

  6. ヘッドセットの概要で、[MDM管理機関]の横にある をクリックします。

  7. [MDM管理機関アプリ]の横をクリックして、ドロップダウンメニューから対応するMDMアプリを選択します。

  8. [保存]をクリックします。ヘッドセットは出荷時設定にリセットされます。

  9. Oculus for Business設定アプリを使ってヘッドセットを再プロビジョニングします。

    • 再プロビジョニング中は、ヘッドセットを持ち上げたり使おうとしたりしないでください。

    • デバイスマネージャのヘッドセットの概要で、MDMインストールの進捗状況をモニタリングできます。

再プロビジョニングが終わると、ヘッドセットでMDMアプリが開き、ログインするよう求められます。MDMコンソールのログイン情報を使ってログインし、ヘッドセットの登録を完了します。

:

  • ヘッドセットの再プロビジョニングが終わってもMDMアプリが開かない場合は、ヘッドセットを再起動します。

  • MDMアプリは、デバイスマネージャのヘッドセットのApp Libraryには表示されません

  • VR内のヘッドセットの[アプリ]タブには表示されます